BED SUPPERCLUBはタイの首都バンコクにあるベッドサパークラブ。「ベッドで食事」がコンセプトで、宇宙船をイメージして作られた外観に、ほぼ白色で統一されパントンチェアーが置かれた近未来的な内装で、夜な夜なタイのクラバーやクリエイターが集まるお洒落な空間です。
ここのクラブが発行しているWEBマガジン『bed sheets magazine』の30号にmiyaviが掲載されています。ちなみにインタビューアはBEE(PAUL HAMPSHIRE)です。
BED SUPPERCLUB
第12回亀倉雄策賞は、浅葉克己氏の、住宅メーカーのデザイン思想のポスター「ミサワ デザイン2009 バウハウス」に決定しました。
ミサワホームが1996年に開設した展示スペース「ミサワ バウハウス コレクション」は、1500点におよぶバウハウスコレクションを所蔵しており、今回の受賞作「ミサワ デザイン2009 バウハウス」は、同スペースの協力のもとに制作されたポスターです。この作品は、ミサワホームのデザイン思想を表現したものですが、そのテーマ性、表現力ともに、本賞にふさわしいと評価され、今回の受賞となりました。その記念として「デザイン維新だ。浅葉克己展。」が開催されます。
「われわれはどこへ行くのか。そして何をするのか?」僕たちアートディレクターやグラフィックデザイナーは、毎日この言葉を口にして唱えなければならない。まったく形のない事柄に形を与え、人々に伝えていかなければならない。(JAGDAサイトより)
- 公式サイト
- http://rcc.recruit.co.jp/g8/
- 会場
- クリエイションギャラリーG8
- 会期
- 2010年2月22日(月)~2010年3月26日(金)
- 休館日
- 日曜・祝日
- 開館時間
- 午前11時~午後7時
- 観覧料
- 入場無料
パントーンと米軍の間にこんな関係があったとを初めて知りました。以下、パントーンサイトからの意訳です。
軍隊の機能としてのカラーリングが全世界で統一されることを目指して、米軍はパントーンの配色を採用した。
その目的は19ある部隊がバラバラにならないような標準色を設定し、新しい軍の設置設計基準に含めるためである。これは、軍が契約する際に競争入札を円滑にし、完成度を維持する助けとなる。
19部隊の色を設置設計基準に盛り込むことが重要で、国際的な基準として色の統一が米軍全ての軍事施設に取り入れられるでしょう。
グラフィック – Color language adopted by US ARMY
米軍カラーパレットのダウンロード
フランス文学者の山田 登世子さんによるファッション論。
ファッションにおいて「見せる」と「隠す」はよく取り上げられる話題の一つだと思う。そして、この「見せる・隠す」の機能は「性」と強く結びついている。このファッションと性の関係性を実際のデザイナーのコレクションと現代の思想を用いてわかりやすく述べられている感慨深い一冊。
「あらゆる意味での無内容こそモードの本質である。生真面目なものはみな内容のあるものだ。それに対してファッションは無内容だからこそ、それを愚弄することになるのである。そう、ファッションは無内容。それは、根っから≪空虚≫なものだ。ファッションは、すべて≪深さ≫というものを欠いている。」という一節は特に興味深い示唆で、ファッションの本質がここにあることをあらためて確認させられた。
- 公式サイト
- ファッションの技法 山田登世子 講談社
- 著者
- 山田 登世子
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 1997年9月
チュッパチャプのロゴがスペインの芸術家サルバドール・ダリによって考案されたことは、日本のウィキペディアにも書かれているしテレビ番組でも紹介されていたので知っている人も多いと思う。有名な芸術家が携わっているこのロゴのことを海外のサイトを参考にして、さらに掘り下げて調べてみました。
まずはオフィシャルサイトより抜粋して意訳。
ブランド名の要件は気楽なスタイルを保つということでした。サルバドール・ダリの発案により、ロゴはヒナギク形で出来上がりました。
1988年に、明るく、陽気でユーモアーなチュッパチャプスが大衆受けし、世界的に有名なブランドのロゴとなりました。
続いて、Wikipediaより抜粋して意訳。
チュッパチャプスのロゴは芸術家サルバドール・ダリによって1969年にデザインされました。最初の販促キャンペーンには、すでにそのロゴがあしらわれていた。そこにはカタロニア語で「És rodó i dura molt, Chupa Chups(丸くそして持続的)」その後、マドンナのような有名人たちが広告に採用された。1980年代、低下する出生率に対して、禁煙のスローガン「Smoke Chupa Chups(チュッパチャプを吸おう)」を掲げ、成人の消費者を引きつけようとした。企業イメージである禁煙というスローガン「Stop smoking, start sucking(タバコを口にせず、キャンディを口にしよう)」は巻きタバコの箱をパロディー化したパッケージに書かれている。
- 参照サイト
- Chupa Chups – Wikipedia, the free encyclopedia
- 参照サイト
- チュッパチャプス – Wikipedia
- オフィシャルサイト
- Chupa Chups
- スクリーンセーバー
- 最高の無料スクリーンセーバーサイト
トップモデル等のセレブリティを数多く顧客に持つニューヨークののカリスマ美容師、エドワード・トリコミとウォーレンの二人が共同経営するヘアサロン。
マックスブロンドの波多さんから、先日ウォーレントリコミで働いている仲間に会いに行った話しを聞き、早速グーグルで検索。オフィシャルサイトや多くの人のコメントがあり、日本人のスタッフも多くいらっしゃるみたいで驚きました。波多さんの話によると、日本人のお客さんでは郷ひろみさんが有名らしい。さすが、世界のHiromi Go。
ちなみにカットの料金は3万前後。エドワード・トリコミとウォーレンにお願いすると7万ほどするらしい。もちろんアシスタントへのチップは別料金。
Warren Tricomi
マックスブロンド
友枝家は平将門の時代930年代に祇園神社健立のため、世話役として京都より熊本に入国したとある。
一族の中には、能楽・喜多流の中心人物として加藤清正や細川家にも仕えた者もいたと聞く。
当代の友枝昭世氏は能楽師として人間国宝となっている。
我が家の直系は、油屋友枝という屋号で、江戸時代から明治時代にかけて両替商、旅籠を営んでいた。
祖父の時代に看板屋を創業。
父、翁太郎はグラフィックデザイナーとして黎明期の熊本デザイン界を牽引した。
- 公式サイト
- http://www.jagda.org/information/event/488
- 会場
- JAGDA TOKYO
- 会期
- 2010年3月9日(火)~2010年3月13日(土)
- 休館日
- 日曜・月曜
- 開館時間
- 午後12時~午後7時
- 観覧料
- 入場無料
Charlie B. Johnsonさんによるロゴデザインに関するコラム。とても基本的なことを簡潔にまとめられていたので主要部分を抜粋し意訳しました。
デザイン学校を卒業したけど、ロゴデザインで成功を収めることができる才能のあるデザイナーはまれである。ロゴデザインをするための学位とツールを持つことはできるけれども、そのどれもがロゴデザイナーになるための情熱に火をつけることにはならない。それにはやる気が必要であり、学位とツールを持ち合わせた特別な才能は偉大なロゴデザイナーになる秘訣である。
- インスピレーション:
- 多くのアイデアを研究し、生み出す
- 明確化:
- 目的や課題を明確にする
- 検討:
- 作品を見直す
- 整理:
- 現実的なアイデアをリスト化する
- リラックス:
- 手を休めて、しばらく時間をあける(距離をおいて客観的に見るため)
- 作業:
- 最もよいアイデアを形にする
しかしながら、ロゴデザインの才能を磨き直すには、著名なデザイナーがどのように最高のロゴをつくったかについて見ていき、感性豊かなロゴをデザインする経験を自分自身の中に取り込むことが必要となる。
Making of 10 Famous Logo Designs – From dream to reality!!
今注目のアートディレクター、佐藤可士和さんによるアイデアを出すためのノウハウ本。
アートディレクションに限らず、いい仕事をするうえで整理をすることは重要だと思う。この本はそのことを柔らかい語り口で、丁寧に、そして饒舌に綴られている。
この本は街中で目にする佐藤可士和さんのお仕事のように、解りやすく、新鮮で、的を得た一冊。
- 公式サイト
- 佐藤可士和の超整理術
- 著者
- 佐藤 可士和
- 出版社
- 日本経済新聞出版社
- 発売日
- 2007年9月
世界的に有名なロックバンド『エアロスミス』のロゴ。これをデザインした John Langdon は、アンビグラムの制作が得意なアーチスト。
ダン・ブラウンからスティーブン・タイラーへのプレゼントとして制作されたという。
エアロスミスは1970年から活動している息の長いバンド。その息の長さは輪廻転生のように回転させてできたこのロゴも一役担っているのかもしれない。
エアロスミス
John Langdon