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sRGBの規格 | 色彩

デジタルデバイスの色彩を語る上で重要なsRGBに関して、パントン社が言及しているので、意訳しました。

WWW(World Wide Web)とウインドウズOSを使うときにモニターの標準規格として定められた色域。それがsRGBです。それ以前はオペレーティングシステムはRGBを使って色を表示していた。しかしながら、RGBの規格が統一されていなかったので、モニターに表示される色にバラつきがありました。

ヒューレット・パッカード、マイクロソフトなどがRGB色空間に関する規格として、sRGBを採用し、ユーザーの要望にこたえた。「sRGB (standard RGB)」はRGBの標準規格で、モニター、オペレーティングシステム、およびブラウザなど多く機器が準拠している。sRGBの仕様はガンマ2.2で白点の色温度(単位はケルビン[K]を用いる)は6500Kである。sRGBに則った色調整を行なう事で、モニター単体でも、複数のモニターでも色の差異を少なくする事が可能になる。

さらに、Windows 98/2000/XPの色空間はsRGBである。ちなみに、古いWindowsモニターは白点が9300Kで設定されている物がほとんどで、今の基準からするとかなり青っぽい白。そして、MacOSのガンマ値は1.8で白点は6500Kで、印刷業界の白点は5000Kが標準。

パントンカラーブリッジ/コート紙のRGB色の値は、sRGBの仕様に基づいたRGB値が表示されています。そのRGB値はモニター上でパントンカラーを可能な限り忠実に再現してくれます。

グラフィック – the sRGB color space

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