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佐藤可士和の超整理術 | ビジネス

今注目のアートディレクター、佐藤可士和さんによるアイデアを出すためのノウハウ本。

アートディレクションに限らず、いい仕事をするうえで整理をすることは重要だと思う。この本はそのことを柔らかい語り口で、丁寧に、そして饒舌に綴られている。

この本は街中で目にする佐藤可士和さんのお仕事のように、解りやすく、新鮮で、的を得た一冊。

佐藤可士和の超整理術 佐藤可士和の超整理術

日本経済新聞出版社 2007-09-15
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公式サイト
佐藤可士和の超整理術
著者
佐藤 可士和
出版社
日本経済新聞出版社
発売日
2007年9月
カテゴリー: 書籍紹介 タグ:

制作料金について | ビジネス

仕事をするうえで重要なことの一つに「お金」がある。しかし、デザインの仕事において、制作見積金額を算出する明確な基準はない。ページ単価や人日、あるいはその時々にお客さんの顔色を見てなど様々で、ページ単価や人日の業界としての基準も曖昧である。

しかし、デザインという仕事においてはそれでいいと思う。なぜなら、デザインは誰が手掛けても同じではなく、そこには制作者の知名度や感性、スキルの差があるからです。とはいうものの、制作者と発注依頼者が協議して決めるための算定基準のルール「デザイン制作料の公正なモノサシ」は必要だと思う。そこで、日本グラフィックデザイナー協会による制作料金算定基準をもとに簡略化し、そのエッセンスをご紹介。

制作料金の算出式の基本は

制作料金=作業料+付加価値料+支出経費

作業料
時間料金 [ 平均年収×1/12(月収)×1/165(月当たり標準労働時間数)×2(標準人件費比率50%として)] をもとに制作者の作業スピードを加味して算出。急ぎの案件は20%up、特殊な案件は10~50%up
付加価値料
発行部数の大小や制作者の知名度等によって算出。
支出経費
制作のために実際に支出する経費(外注費、材料費、ロケ出張費、交通費、打ち合わせ等に伴う雑費、通信費など)

日本グラフィックデザイナー協会による制作料金算定基準では、作業料をabに分けたり、付帯作業料、プレゼンテーション料、バリエーション料、リ・サイズ料、リピート料などの詳しい記述がある。厳密に制作料金を算出したいときは、これを参照にしてください。

また、案件を受注する際に契約書を交わすことは、お客様との信頼関係を保つためにも重要だと思う。仕事を受けるときには、納品書・請求書はもちろん、業務請負契約書あるいは受注書も交わしておきたい。

日本グラフィックデザイナー協会による制作料金算定基準

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グラフィックデザイナーにとって、簡単で短時間で出来る10の秘訣 | ビジネス

グラフィックデザイナーの仕事の仕方などあまり話題にならないけど、他の人がこのことに関してどう考えているかは気になります。そこで、Charlie B. Johnsonさんの面白い記事を見つけたのでご紹介。

以下、『グラフィックデザイナーにとって、効果絶大・簡単で短時間で出来る10の秘訣』の意訳です。

  1. 抱えている案件をリストアップして、優先順位を付けまる。
  2. 進んでいない案件を終わらせましょう。新規案件を受ける時は、未納案件のことを考える。
  3. 24時間のうちに集中できる時間は限らている。仕事の内容を考慮して、力を入れるところは入れて、抜くところは抜く。時間の配分を大切にする。
  4. 十分に時間を取ってお昼をとったり、仮眠をしたり、軽く散歩に出たりして、気分転換をはかる。
  5. 案件ごとに、掛ける時間を決めて仕事をする。
  6. ソーシャル・ネットワーキング・サービスをしだすと時間を忘れがちに。前もって時間を決めて利用する。
  7. 大きな一つの案件にだけ集中せずに、間に小さな案件を入れながら進める。
  8. 習得したスキルやアイデアを常にリストアップして、仕事に生かす。そうすれば、仕事もスムーズに進められる。
  9. 電子メールのチェックは時間を決めて定期的にする。
  10. 適度に体を動かしたり、食事に気を付けたりして、健康管理をする。

ここに書かれていることが全てはないけれども、わかっているけど出来ないことや、普段気がつかないことがリストアップされていると思います。

10 Tips for Graphic Designers to do BIG wonders in short time!!

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