このルイス・ポールセン社のPH5ランプは反射光を巧みに利用し、「暖かさと爽やかさを同時に醸しだす光」を演出してくれる。発売が1958年だから50年以上も生産されていて、多くの人々に愛され続けているロングセラーなペンダントライトの一つ。
このペンダントライトは、デンマークのデザイナー:ポール・ヘニングセンによってデザインされ、デンマークで生産されているけど、日本風の部屋にもマッチし、日本の空気に自然と溶け込む。間接照明の柔らかい光が、やさしく部屋全体を照らしてくれる。
らせん状のデザインは、飾って観賞するものいいけど、実用的でもある。この照明一つを灯し、晩酌をすると、一日を心地よく終えることができる。
- デザイナー
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- 参考サイト
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- 発売日
- 1958年
本年も残りわずか…。年賀状作りの参考に。
以下、公式サイトより抜粋
招待作家……新井苑子/安西水丸/井筒啓之/上田三根子/宇野亜喜良/佐々木悟郎/下谷二助/唐仁原教久/長友啓典/灘本唯人/藤枝リュウジ/峰岸 達/若尾真一郎
- 公式サイト
- クリ8ギャラリー開設記念展“クリ8メンバー”と“招待作家” 「2012年賀状」展
- 会場
- ギャラリー・クリエイト(メゾン青山2階)
- 会期
- 2011年11月15日(火)~2011年11月27日(日)
- 休館日
- 会期中無休
- 開館時間
- 午前11時~午後7時(最終日午後5時迄)
- 観覧料
- 無料
アルバムタイトルもアーティストのクレジットも印字されていないジャケットデザイン。小松孝英さんの原画を前面に打ち出そうとした意図もあると思われるが、あえて文字要素を入れ無いことに「空」の美学を感じる。
「空」という言葉を論じるときに、仏教の経典『般若心経』の一節「色即是空 空即是色」がよく引き合いに出されるが、この言葉に表されているように「無い」ことによって「在る」という因果を知らされる。そして、小松孝英さんの作品は「空」の思想によくマッチしている。
背景に敷き詰められた障子を連想させる格子状の模様は、前面に銀色のインクが用いられているが、その色は燻し銀のような趣で風情を感じる。この格子模様から垣間見られる水面には満月が映し出され、水辺の所々に生えている羊歯が、写実的に描かれた蝶に幻想的な雰囲気を与えている。水面に浮かぶ獣の白骨と水面に映し出されたように見える三重の輪で表された花びらのような模様は、何を意味しているのだろうか。
このアルバムのジャケットは四つ折り観音開きになっているけど、全て見開いて鑑賞することをお勧めしたい。
- Cover Artwork
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- Photography
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- Hair&Make-up
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- Design
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- 相川 志津和(avex marketing inc.)
- Creative Coordination
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- 上田直樹(avex marketing inc.)
- 参考サイト
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- 発表
- 2008年 6月18日
デンマークの建築家、アルネ・ヤコブセンの遺作となった「デンマーク国立銀行」のためにデザインされた壁掛け時計で、1970年当時は照明で有名なルイス・ポールセンが製造していた。通称『バンカーズクロック』と言われ、現存数の少ないオリジナルを元に復元されている。
この時計には、時刻を表現する数字がない。その代わりに、黒色の細い罫線で描かれた12個の正方形を一条に連結し、この内の一つをずらして黒く塗り潰していくことにより、1から12の数を表している。こうして作られた12の規則正しい図形は、円形に配置されて、黒い正方形が渦を巻くようにして美しいグラフィカルな模様をなしている。
この時計の中央には、針を支える支柱が赤く彩色されてアクセントカラーの役割を担っている。ミニマムなデザインに加えて、この白黒赤の配色は、構成主義の影響が見られ、近代的なタイポグラフィーの基礎を築き、後のバウハウスにも影響を与えたエル・リシツキーのポスター『赤のくさびで白を打て』を思い起こさせる。
一週間に一分ほど遅れるこの時計。週に一度、時刻を合わせる時にそのフォルムの美しさを肌で感じさせてくれる。
- デザイナー
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