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2011 年 3 月 のアーカイブ

太陽の塔 : 岡本太郎 | オブジェ

1/350スケール 太陽の塔 ソフトビニール製塗装済み完成モデル 1/350スケール 太陽の塔 ソフトビニール製塗装済み完成モデル

海洋堂 2010-09-13
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生誕100年ということで最近よく目にする岡本太郎の代表的な作品の一つ。

幼少の頃、万博記念公園でよく遊んでいたし、中学のころは陸上部員としてこの敷地内にある陸上競技場のトラックを走ったりと、この「太陽の塔」は筆者にとって身近な存在だった。そして、その巨大な芸術作品にはオーラがあり、言葉にできない力を与えてくれる神の様な特別な存在だった。小学生のとき、自転車で国鉄(現JR)茨木駅から万博公園を目指して大通りを走っているときも、この神様に会えることを楽しみにしながら自転車をこいだ。この巨大な神様を身近に置きたくて写生もした。こうしていつしか、油絵画家を目指していた筆者にとってこの作品は「芸術の神様」となっていた。芸術家になることを諦め、ジョルジュ・バタイユに関して研究していた学生時代でも、この神様(岡本太郎の思想)がバタイユの思想とオーバーラップしている姿を見ていた。今でもこの太陽の塔が筆者にとって「芸術の神様」であることは変わらない。大阪の天王寺で生まれ、乳飲み子として過ごした茨木の家は1970年に開催された日本万国博覧会の関連で立ち退きになっており、物心付く前からこの神様に影響を受けていたようである。

リーマンズショックや大震災で日本人のライフスタイルが大きく変わろうとしている。「太陽の塔」の根底にある岡本太郎の思想は、今の日本人が目指すべき指標を与えてくれている様な気がする。この生誕100年を機に、再考してみようと思った。

デザイン
岡本太郎 – Wikipedia
参考サイト
太陽の塔 – Wikipedia
発表
1970年3月15日

みんなで分け合えば、できること。 / Takamasa Matsumoto | ポスター

東北地方太平洋沖地震による買い占め防止ポスター

デザイン
Takamasa Matsumoto
発表
2011年3月16日
カテゴリー: デザイン紹介 タグ: ,

東日本大震災 | 支援

カテゴリー: イベント情報 タグ:

六本木アートナイト2011 | イベント

※上記は2010年の六本木アートナイトです。

http://www.flickr.com/photos/23498965&N08/4509684571/in/photostream/

By nissy1121

Creative Commons —Attribution-ShareAlike 2.0 Generic

「六本木の街を舞台にした一夜限りのアートの饗宴」というキャッチフレーズのもとに「様々な商業施設や文化施設が集積する六本木の街に、アート作品のみならず、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスなどを含む多様な作品を点在させて、非日常的な体験を作り出します。そして、生活の中でアートを楽しむという新しいライフスタイルを提案」している。

2009年の開催が第1回なので今回で3回目。前回の延べ鑑賞者数は70万人になったというから、すごく規模の大きいアートイベントですね。これを機会に、ビジネス一辺倒の国というイメージの日本が、心からアートも楽しめる国にイメージチェンジできるといいですね。

公式サイト
六本木アートナイト Roppongi Art Night
会場
会場一覧
会期
2011年3月26日(土)~2011年3月27日(日)
コアタイム
午後5時57(日没)~午前5時36分(日の出)
※東京都青少年の健全な育成に関する条例により、18歳未満の方の午後11時から翌日午前4時までの入場はご遠慮願います。