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2010 年 のアーカイブ

ブルーのセーター:映画『プラダを着た悪魔』 | 色彩

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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2010-07-02
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ファッション誌の編集部を舞台にした映画『プラダを着た悪魔』の中で、青色がピックアップされるシーンがある。

「2002年にオスカー・デ・ラ・レンタがその色のソワレを
サンローランがミリタリージャケットを発表。
セルリアンは8つのコレクションに登場。
たちまちブームになり
全米のデパートや安いカジュアル服の店でも販売され
あなたがセールで購入した。」

フストリープ扮する編集長が、主人公であるハサウェイの着ていたブルーのセーターをとりあげプレタポルテと量販物との関係を話す内容は、この映画の見せ場の一つである。またこの映画には、ハサウェイがまず靴からおしゃれを始めるというシーンなど、基本を重んじる欧米文化の特徴が要所に垣間見られる。ファッションであれグラフィックであれ、欧米のクリエーターの多くは基本に忠実で、学校で教えられたとおりにことを進める。ファッションも含めてデザインには意味があり、カラー選定も例外なく、基本にそって、何らかの意味をもって決定される。一見、感覚や気分で働いているように見える彼らの仕事は、多くの場合基本という裏付けがなされている。

さて、この「青いセーター」のシーン。「流行は滝のごとく上から下へと流れる」というフランスの社会学者 J.G.タルドの言葉を踏まえて脚色したのだろう。たしかに、20世紀までは、ハイ・ファッション・カラーが多くの人たちに受け入れられてファッション・カラーとなり、それが定着してスタイル・カラーになっていた。しかし、昔と違い洋服の生産期間が各段に短くなった2000年以降、売れ筋の色はマーケットが決めるようになった。つまり、量販物は必ずしもプレタポルテからつながらなくなり、実際に市場で売れた結果をみながら投入するので、プレタポルテで提案された色が市場に出回るとは限らない。ちなみに、この映画が放映された2006年の一年前2005年に「ターコイズ」が流行りました。

とはいえ、カラー選定が重要なことにはかわりない。ストリープが映画の中で口にしていた「ターコイズ」「ラピスラズリ」「セルリアン」の色は同じ「ブルー」というカテゴリで括られるけれども、それぞれ違った色であり精神に与える影響も異なる。そして、ファッションの場合、このカラー選定でその商品の売上が(場合によっては億単位で)変わるし、グラフィックの場合もファッションと同様に、カラー選定が市場に大きな影響を与えることがある。コンピューター・グラフィックが主流となるにつれて、色見味にかんしては往々にして後回しにされがちになり、その場、その時の感覚でカラー選定をしてしまうことが多くなった。時間的な制約もあり、ついつい流しがちに仕事をしていることを反省しなければならないと思った。

生産技術が進歩し、マーケティングの手法が進化した現在、多くのブランドがマーケティングから導きだされた情報をビジネスに活用している。マーケットを意識して選び出されたトレンドカラーは、何気なく街中にあり、ブランドものの服を身に付けていなくても、トレンドカラーを意識した服を何気なく購入している。そして、生活の基にある文化自体が色彩と大きな関わりをもっていて、「神の見えざる手」で僕たちの生活を既定している。

カテゴリー: ノウハウ タグ: , ,

Heroes / David Bowie : 鋤田 正義 | ジャケット写真

Heroes Heroes
David Bowie

Rykodisc 1997-04-08
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デビッド・ボウイの11枚目のアルバム。アナログLP版もCD版も持っていて、過去に数えられないほど繰り返し聴いているし、ジャケットの写真も大好きでよく眺めていた。

Wikipediaによると、このジャケット写真について「ボウイの不思議なポーズは、オーストリアの画家エゴン・シーレの自画像を真似たと言われる」とある。ボウイはエゴン・シーレが相当好きらしく、アルバム『アウトサイド』のアルバムカバーのコンセプトもシーレの影響を示唆しているし、ボウイが描いた絵画にもその影響が見られる。

先日、フォトグラファーの生井秀樹さんと打ち合わせをしていたときに、生井さんの口から「デビッド・ボウイのヒーローズの写真を撮った鋤田さん」という言葉を耳にした。このごく当たり前のこの言葉が、筆者の記憶を呼び戻した。その昔、筆者はこの写真を撮った写真家を間違えていたことがあった。恥ずかしくて、間違えた写真家の名前は言えないが、こんなに有名な写真を撮影した写真家を間違えるとは…。しかも、鋤田さんといえば、ロック写真家を目指すならその多くの人が憧れる第一人者である。先輩との会話の中で思い出したこのアルバム。久しぶりに、この写真をじっくり眺めてみようと思った。

フォトグラファー
レンズをはさんだふたつの世界 第3回:鋤田正義 – LIVERARY.COM
鋤田 正義 | Fotonoma The Photographer
参考サイト
英雄夢語り (ヒーローズ) – Wikipedia
"Heroes" – Wikipedia
発表
1977年10月14日

iMac DV : アップル社 | インダストリアルデザイン

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このiMacをデザインしたのは、20周年記念Macintoshをデザインしたジョナサン・アイブで、アップル社のインダストリアルデザイン部門で主要製品のデザインを統括している。1998年に発表されたトレイローディング方式のCD-ROMドライブを持つ「iMac G3(Rev.A~Rev.D)」は、その個性的なフォルムで、パーソナルコンピュータのみならず、半透明グッズや商品名に「i」を冠するネーミングの流行にみられるように、デザインの世界に大きな影響を及ぼした。そして、その後に発表された「iMac DV」は初代iMacと基本的なデザインは変わらないが、機能面の向上はもちろん、デザイン的にもより精錬されている。

ここで「iMac DV」の主な特徴をご紹介。

  • Macintoshの原点とも言うべきディスプレイ内蔵のオールインワンタイプのスタイリッシュなデザイン。
  • ガムドロップキャンディーからインスピレーションを得た半透明ボディ。ジョナサン・アイブは製菓工場に通ってガムドロップの視覚効果の再現方法を学んだという。
  • デスクトップパソコンとしてはMacintosh Plusまでの初期型Macintosh以来となる完全ファンレスの設計。
  • スロットローディングタイプのCD-ROMドライブ(またはDVD-ROMドライブ、CD-RWドライブ)。
  • ハイファイオーディオを製造するハーマン・カードン社製のステレオスピーカー

である。

「iMac」が発表された1998年当時、素材で用いられていたポリカーボネートや梱包材がリサイクルを考慮していないとして批判されたり、工業デザイナーの川崎和男氏は「粗大ゴミ」としてMacPower誌上で酷評している。また、デザインの露骨な模倣があったこともある。賞賛あり、批判あり、iMacは現代人のライフスタイルに大きな影響を与えたことは間違いない。最近でも、吉岡徳仁氏デザインのスケルトン携帯電話が発表されている。

ちなみに、筆者はグラファイトのiMac DV(600MHz)を2001年に新品で購入し、メモリーを512MBに、OSをOS X v10.4 Tigerにし、AirMacカードを取り付けCD-RWドライブをDVD MULTIドライブに取り替えスピーカーエッジを張り替えて、メンテナンスしながら10年経ったいまでもリビングに置いて使用している。

デザイン
ジョナサン・アイブ – Wikipedia
参考サイト
iMac – Wikipedia
アップル インコーポレイテッド – Wikipedia
発表
1999年10月5日
カテゴリー: デザイン紹介 タグ:

CELEBRATION / AUTO-MOD : 秋田和徳 | ジャケットデザイン

CELEBRATION CELEBRATION
AUTO-MOD

HATCH 2010-11-24
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このシュールなデザインは、BUCK-TICK、サッズなどのジャケットデザインを手がけている秋田和徳さん(marmalade Swan)によるもの。秋田さんの手がけたジャケットデザインには、まるでバンドの一員であるかのように親密なミュージシャンとの阿吽の呼吸を感じます。マージンのとりかたにみられるレイアウトのバランス、罫線や書体の使い方、そして秋田さんの世界観を特徴付けている独特の配色などデザインのクオリティも高く、眺めていると自分の仕事に対する向上心も高まり、いい刺激になります。

ボクも大好きな加藤和彦さんに魅了されるなど、趣味も近いところがあるようで、身勝手な親近感を覚えました。それにしても、金子国義さんのジャケットに秋田和徳さんの手による帯は最高に素晴らしい。

この『CELEBRATION』はジャケットもブックレットも縦開きタイプで、ポジトロンがデザインしたザ・マッド・カプセル・マーケッツ010』も同じ体裁だったけど、インパクトがあり記憶に残るスタイルになっている。

「学生時代のような気分で、やりたいようにやりました」というこのアルバムのアートワーク。AUTO-MODの音に共鳴された秋田和徳さんのアーティスティックな世界がダイレクトに伝わってくるようです。

デザイナー
秋田和徳ブログ『バラ・グラフィック』
フォトグラファー(アーティスト)
K. OSHIMA
ヘアーメイク
Yasuyuki TAKIMOTO (B-style)
参考サイト
EESTANIA2000 [ AUTO-MOD ]
AUTO-MOD – Wikipedia
発表
2010年11月24日

「台湾広告展2010」/「第53回 日本雑誌広告賞入賞作品展」 | 展覧会

中華民国国際行銷傳播経理人協会(MCEI台北)の協力により台湾の最新の優れた広告をご紹介する展覧会。

2009年の「時報広告金像賞」 金賞作品は、ブロッコリーの緑つぼみを兵隊で表現した作品だったが、今年はどんな作品が観られるのでしょうか。

過去一年間の優れた雑誌広告に贈られる日本雑誌広告賞の全入賞作品32点も展示予定。

公式サイト
台湾広告展2010/第53回日本雑誌広告賞入賞作品展
会場
アド・ミュージアム東京
会期
2010年11月23日(火)~2011年1月16日(日)
休館日
月曜日 (月曜日が祝日・振替休日の場合は火曜日)
開館時間
平日:午前11時~午後6時半(最終入館時間:午後6時)
午前11時~午後4時半(最終入館時間:午後4時)
観覧料
無料
カテゴリー: イベント情報 タグ:

OLYMPIA / Bryan Ferry | ジャケットデザイン

Olympia: +DVD/Immersion Edition Olympia: +DVD/Immersion Edition
Bryan Ferry

Virgin 2010-10-25
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アートディレクタもつとめたブライアン・フェリー自身もライナーノーツで語っているように、このジャケットデザインはエドゥアール・マネの『オランピア』にインスパイアされて作られている。ミューズとしてモデルのケイト・モスを起用し、コスチュームはクリスチャン・ディオール。「GORGEOUS」「GLAMAROUS」「GREAT」三拍子そろったブライアン・フェリーの力作となっている。

レイアウト・デザインのChris Peytonは、英EMIのマーケティング・アート部門「The RedRoom」所属のデザイナーで、ジェネシスの『Genesis 1970-1975』のカバー・デザインをはじめとして、UB40、Blondieなどのベスト盤やライブ・アルバムのアートワークを手掛けている。

カメラマンのAdam Whiteheadは1973年生まれのファッション・フォトグラファーで、ヴェルサーチやステファネルなどを顧客にロンドンとニューヨークで活躍している。

この作品は曲作りの面でも若いアーティストとの取り組みがみられ、斬新さと熟練した知性のバランスがロック界の新たな可能性を示唆している。

Art Director
Bryan Ferry – Wikipedia
Bryan Ferry
Layout
Chris Peyton
Digital art
Jono Patrick
Photographer
Adam Whitehead
Couture
Jhon Galliano at Dior
Jewellery
S.J. Phollips
参考サイト
Olympia (album) – Wikipedia
発表
2010年10月25日

VOGUE メイクアップ百科 : ジュリエット・コーエン | ビューティ

VOGUE メイクアップ百科  コンパクト版 (GAIA BOOKS) VOGUE メイクアップ百科 コンパクト版 (GAIA BOOKS)
ジュリエット・コーエン 山野愛子ジェーン

産調出版 2008-08-05
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ライフスタイルの中に「美」をうまく取り入れると、人生が楽しくなる。そんなことを再認識させられました。

そして、あくまでも適度にバランス良く「美」を取り入れて、決してドリアン・グレイみたいにならないように気をつけないといけないことも。

各章に付けられたアフォリズムにも教訓を得るものがあったので、幾つかを抜粋。

  • 詩人/ジョージ・メレディス「才気あふれる女性は宝である、才気あふれる美は力である」
  • スーパーモデル/クリスティ・ターリントン「内面から輝くような、真に健康な肌を手に入れることが、常に私にとってのゴール。自分がいちばん美しいと感じられるのは、肌に自信があるときです」
  • ヘイル・クリニック/テレサ・ヘイル「自分の体を愛しましょう。愛するということの中には、手入れをすることも含まれます」

「美」に興味のある人なら持っていたい良書。

著者
ジュリエット・コーエン
監修
山野愛子ジェーン
翻訳
井口智子
出版社
ガイアブックス
発売日
2008年8月5日
カテゴリー: 書籍紹介 タグ: ,

改訂DIGITAL復刻版 音楽産業廃棄物 : イナガキキヨシ | 電子書籍

音楽産業廃棄物 音楽産業廃棄物
高橋 かしこ

ブッキング 2005-06
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上記は2005年にブッキングより復刻された書籍の改訂DIGITAL版

1999年に「P-MODELデビュー20周年/平沢進ソロ・デビュー10周年」を記念してリリースされた『音楽産業廃棄物』。2005年にも一度復刻されているけど、今回は2005年版にディスコグラフィや最新ライヴ写真が追加されている。

デザインはイナガキキヨシさん。写真は生井秀樹さんという素晴らしいスタッフによって作られた『音楽産業廃棄物』。こういう良質な作品を復刻して続けていくことで、より多くの人たちと感動を共有できる。いいものを語り継いでいく姿勢に共感。

デザイナー
イナガキキヨシ
参考サイト
MODEROOM – 改訂復刻DIGITAL版 音楽産業廃棄物
参考サイト
凝集する過去 還弦主義8760時間 – キミはゴミの風呂に沈んだことがあるか?
参考サイト
電子書籍と呼ばれない
編著
高橋かしこ
発売・発行元
株式会社ファッシネイション
発表
2010年10月16日
カテゴリー: デザイン紹介 タグ:

村上芳正の世界展 時の扉をくぐって―― | 展覧会

エロティシズム (ジョルジュ・バタイユ著作集) エロティシズム (ジョルジュ・バタイユ著作集)
ジョルジュ・バタイユ 澁沢 龍彦

二見書房 1973-03-10
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ジョルジュ・バタイユの著作で村上芳正さんの名前は知っていたし、村上さんの耽美的な装画に興味をもち、卒論を執筆していた当時、机上に置いていたのでよく眺めていた。

書物の挿絵など、普段は印刷物として目にする絵の原画を観ると、印刷物では知ることができなかった質感や色調に驚かされることがある。原画には作り手の魂が宿っているのか、大量生産された印刷物では味わうことができない肉迫した気配を感じる。この展示会でも、そのことを体験できるだろう。

村上さんの頽廃に溢れた幻想的な作品。画集があれば、是非とも本棚に置いておきたいアーティストの一人である。

以下、公式サイトより

三島由紀夫吉行淳之介瀬戸内晴美渡辺淳一沼正三赤江瀑日影丈吉連城三紀彦……。

多くの個性派作家に愛された画家・村上芳正(昂)初の個展。

家畜人ヤプー』『戻り川心中』『暗黒のメルヘン』『四面道』など、村上芳正の代表的な原画を中心に展示。

公式サイト
村上芳正、初の個展開催決定「村上芳正の世界展 時の扉をくぐって――」 薔薇の鉄索~村上芳正の世界
会場
Gallery Oculus // オキュルスの部屋
会期
2010年11月6日(土)~2010年11月13日(土)
休館日
無休
開館時間
午前11時~午後6時半
観覧料
無料

The Downward Spiral / Nine Inch Nails : Russell Mills | ジャケットデザイン

ザ・ダウンワード・スパイラル ザ・ダウンワード・スパイラル
ナイン・インチ・ネイルズ

ユニバーサルインターナショナル 2010-08-04
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ラッセル・ミルズは厚塗りの塗料に金属、粉末、骨、羽、蜜蝋、布、ワイヤー、動物の皮、紙などの材料をキャンバス上に埋め込むように作品をつくる。その唯一無二な作風は、デヴィッド・シルヴィアンブライアン・イーノピーター・ガブリエルなど多くのアーティストからも支持されているが、その中でも、ナイン・インチ・ネイルズの 『ザ・ダウンワード・スパイラル』のアートワークは素晴らしく、グラスゴー美術学校にも展示されていいる。

ラッセル・ミルズ自身、ナイン・インチ・ネイルズとのこの取り組みには力を入れていたらしく、アルバムのカバーと小冊子のアートワークを始め、このアルバムからのシングル『March of the Pigs』と『Closer』、リミックスコレクション、そして2004年のデラックス版のアートワークも手がけている。

以下は、ラッセル・ミルズによるコメントの意訳。

“私は物質的に、概念的に、そして物理的に重ね合わせる手法で作品を作ることを考え続けていました。私は身をさらし、隠されたものを明らかにすることについて、そして、同時に閉じて覆う手法で作品を制作したかった。歌詞の本質と音楽のもつ力によって制作し、痛みと癒しの一見相容れないイメージについて暗示した作品を作ることを試みることは的を得ていると、私は感じた。傷口の下に心底ひりひりするような痛みを部分的に明らかにした美しいものを作りたかった。多種多様な材料で作られた『Wound』は私がこの調子で取り組んだ最初の作品で、アルバムのカバーに採用された。それは石膏、アクリル、油、錆びた金属、昆虫、蛾、血液(自分の)、ワックス、ニス、手術包帯を木製パネルに埋め込んで作られている。”

デザイナー
Russell Mills (artist) – Wikipedia
Russell Mills
参考サイト
The Downward Spiral – Wikipedia
ザ・ダウンワード・スパイラル – Wikipedia
参考サイト
nin.com [the official nine inch nails website]
Nine Inch Nails – Wikipedia
ナイン・インチ・ネイルズ – Wikipedia
発表
1994年3月8日